Office2010を使用しています。Office2010の目玉機能(?)は、保護されたビューという機能です。具体的には、信頼できない文書を開く場合に、HDDの書き込み権限がなかったり、外部アプリの実行権限がないという、自分のPCに被害を与えないレベルの権限で文書を開く機能です。
つまり、マクロウィルス付きのOffice文書(悪人)がいた場合に、隔離領域(監獄)で実行するようなかたちで、PCを保護する機能です。この状態では、利用者は閲覧は可能ですが編集ができません。だって編集する=HDDに保存しなければならないから。
さて、掲題の問題が発生しました。
※出典(Windowsエラー画面集)
具体的な再現手順は、インターネットからダウンロードしたPowerPointファイル(信頼できない文書)を開いた場合に表示されます。しかも、「OK」ボタンをクリックしても文書(PowerPoint)が終了するわけではなく、再度、このエラーダイアログが表示されるのです。
終了するには、1)タスクマネージャーでプロセスを終了するか、2)エラーダイアログの「OK」ボタンをクリックした瞬間に、PowerPointのタイトルバーの右上の×(閉じるボタン)をクリックするしかありません。2)の場合は、タイトルバーの×のところにマウスのポインターを合わせておいて、エラーダイアログは、「ESC」キーを押して閉じ、エラーダイアログが閉じた瞬間にマウスで×をクリックします。
ちなみに、設定で保護されたビューを使用しないように設定するとエラーはでませんが、これをしてしまうと未知のマクロウィルスやOffice2010の脆弱性につけ込んだウィルスに遭遇した場合の対処ができなくなります。
今のところはマクロをOffにして、上記設定で開いていますが、困ったものです。
ちなみに、Office2010を再インストールしても再現してしまいました。
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